食品安全と殺虫剤・農薬中毒のQ&A パート2


<メタミドホス及びジクロルボスの健康影響> ・Q1.国内ではどのような安全性評価が行われていますか。 ・A1. メタミドホスは、我が国では農薬として登録されておらず、 安全性の評価も行われては無いようです。 ジクロルボスについては、平成8年に、厚生労働省でADI を0.0033mg/kg 体重/日とする評価が行われています。 メタミドホスもジクロルボスも、ポジティブリスト制度に 基づき、暫定基準が設定されているため、今後、厚生労働 省からの安全性の評価依頼を受けて、速やかに評価を行う 事でしょう。 ・ ADI(一日摂取許容量):毎日一生食べ続けても健康に 悪影響が生じないと推定される量です。 ・Q2.諸外国や国際機関での評価どうか。 ・A2.諸外国や国際機関では、以下のような評価が行わ れています。 <急性的な毒性の指標:ARfd短期間に摂取しても健康に 悪影響が生じないと推定される量)> 米国では、メタミドホスについて0.003mg/kg 体重/日、 ジクロルボスについて0.008mg/kg 体重/日を設定して います。 <慢性的な毒性の指標:ADI(一日摂取許容量)> メタミドホスのADI は、FAO/WHO 合同残留農薬専門家 会合(JMPR)で0.004mg/kg体重/日、オーストラリアで 0.0003mg/kg 体重/日、米国では0.0003mg/kg 体重/日 を設定しています。 (米国ではADI に相当する指標としてcRfD を用いる。) ジクロルボスのADI は、JMPR で0.004mg/kg 体重/日、 オーストラリアで0.001mg/kg 体重/日、 米国では0.0005mg/kg 体重/日を設定しています。 aRfD(急性参照量):24 時間またはそれより短時間に 経口摂取しても、健康に悪影響が生じないと推定される量。 補足:ADI について メタミドホス及びジクロルボスのADI は、JMPR では 0.004 mg/kg 体重/日と設定されています。これは体重 60kgの人で考えると、1 日あたり0.24mg と換算され、 一生涯、毎日0.24mg のメタミドホスあるいはジクロル ボスの摂取があったとしても、健康に影響がある訳では ありません。 なお、日本では今後厚生労働省で安全性の評価を行うの で結果報告を待つ事にしましょう。


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