食品と放射能
セシウムとカリウムは非常に似た物で、体内でカリウムが少ないとセシウムを 体内に入りやすい状態を作りますので、カリウムが含まれている食品(野菜) を食事の時に食べる用にしましょう。
ただし、食事制限を受けている方や腎炎・甲状腺等の低下の治療受けている方 は医師にご相談して下さいね。
ヨウ素131 は、核分裂によって生成し、物理学的半減期8.0 日でβ-崩壊を する放射線核種である。β線の最大エネルギーは0.61 MeV である。原子炉で 高い比放射能のものを能率よく生産でき、ウランの核分裂でも生成する。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの分泌に必要である。経口摂取されたヨウ素は容易 に消化管から吸収され、血中に入った後、30%は甲状腺に蓄積し、20%はすぐ に排泄され、残りは短期間で体内から排泄される。
甲状腺からの消失排泄は年 齢依存的で、生物学的半減期は乳児で11 日、5 歳児で23 日、成人で80 日です。
放射性セシウム(セシウム134、137) 起源・用途 セシウムはアルカリ金属のひとつである。カリウムに類似した代謝を示す が、カリウムが必須元素であるのに対し、セシウムは必須元素です。
安定形であるセシウム133 は生物圏及び地質圏に稀にしか存在せず、 淡水中に0.01~1.2 ng/g、海水中に0.5 ng/g 存在する(IPCS 1983)。
セシウムは自然界ではセシウム133 として存在し、主な放射性同位体は11 種類知られている。
セシウム134 とセシウム137 は半減期が長いセシウム137 は核分裂生成主 成分のひとつで、安価にかつ大量に得られるので、γ線源として工業、医療に広く用いられている(岩波理科学理化学辞典 1998)。
以上のように文献に掲載されています。
いずれにしても大変な事に成りましたね。東京電力危機管理の無さには呆れる ますね。企業としては失格です、エネルギー産業から退場ですね。