腸管出血性大腸菌のほかに病気を起こす大腸菌について? 大腸菌には病原性のないものから、腸管出血性大腸菌のように強い病原性を 有するものまで様々な種類のものがあります。 腸管出血性大腸菌は菌の構成成分の性質からみた分類ですが、大腸菌は病気の 起こし方によって、主として以下の5つに分類されます。 管病原性大腸菌:小腸に感染して腸炎等を起こします。 腸管組織侵入性大腸菌:大腸(結腸)粘膜上皮細胞に侵入・増殖し、粘膜固 有層に糜爛(びらん)と潰瘍を形成する結果、赤痢様の激しい症状を引き起 こします。 腸管毒素原性大腸菌:小腸上部に感染し、コレラ様のエンテロトキシンを産 生する結果、腹痛と水様性の下痢を引き起こします。 腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌、志賀毒素産生性大腸菌):赤痢 菌が産生する志賀毒素類似のベロ毒素を産生し、激しい腹痛、水様性の下痢、 血便を特徴とし、特に、小児や老人では、溶血性尿毒症や脳症(けいれんや 意識障害など)を引き起こしやすいので注意が必要です。 近年、食中毒の原因となっているものは、O157がほとんどですが、腸管出 血性大腸菌にはこの他にO26、O111、O128およびO145などがあ ります。 腸管凝集性大腸菌:主として熱帯や亜熱帯の開発途上国で長期に続く小児な どの下痢の原因菌となります。我が国ではまだほとんどこの菌による患者発 生の報告がありませんが。 先日、中国の雲南省昆明から約300㌔位離れた所にある芒市の、お茶工場見学に 行ってきました。この工場は以前は国営でしたが、今は民間の会社で社長さん(総経理) は女性で、とても親切に対応して頂きました。 工場はプーアール茶の製造中でした、とても綺麗な工場で衛生管理は徹底されていて ISO9000やHACCPの国際規格も取得し製造、製品、物流、トレーサビリティ もマニアル化し取引納品先はヨーロッパ向けで日本との取引は現在は無いとの事です。 4月12日 芒市に住む少数民族である泰族の水掛祭りにも見学参加してきました。 町全体が水浸しで、誰か舞わなく、大人・子供や男女関係なく、容赦なく横から前、後 注意していないと2、3階からバケツや水鉄砲で水を掛けられました。 気温は25~30℃位で湿度は35%位なので半袖で水を掛けられても涼しい位でした。 でも成田から目的の芒市迄3日間掛かりました。遠い遠い遙かな国ですね。水も空気も 綺麗で食べ物も美味しかったですが、暖かいせいかハエが気になりましたね。 泰族は綺麗好きか町の中、道路や歩道、レストランのなかも綺麗でした。 ただし漢族は道路に食べ残した食品や梱包材の袋や柑橘類の側等は平気でポイ捨てです。 民族に依って此程習慣が異なるのですね。ハエの発生はこのポイ捨てが原因かも? 皆さんもポイ捨ては辞めましょうね。 中国雲南省昆明の話しは次回ブログで少しづつ報告します 追伸 芒市は中国とミャンマー(別名ビルマ)の国境沿いに有る地区です。
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