DNAパターン分析について、参考に少しブログに書いておきます。 生物の遺伝情報をつかさどるDNAはA(アデニン)、G(グアニン)、 C(シトシン)、T(チミン)の4種の塩基からなり、 この配列はそれぞれの菌株により異なっていることがわかっています。 これを利用して腸管出血性大腸菌 をDNA分析と呼ばれる方法で解析 すると、汚染原因菌の由来が同じ株によるものかどうか、更には腸管 出血性大腸菌による汚染源が、同じかどうかを推定することができます。 腸管出血性大腸菌に対するDNA分析法として、現在、主に電気泳動 「パルスフィールドゲル(PFGE)」と呼ばれる方法がもちいられて いるようです。 これは、腸管出血性大腸菌 のDNA を制限酵素で切断処理後、寒天 (ゲル)の中で特殊な電気泳動を行い、そこから得られるDNAのパターン を比較する方法です。このパターンは、数十本からなるDNAの断片が作 り出すもので、丁度、いろいろな商品についているバーコードの帯に似て いますね。 これまで、国内で集団発生を起こした腸管出血性大腸菌のDNAパターン の分析結果から、細かくみると、数千種類のパターンがみられています。 中国雲南省放浪記 雲南省の気候は暖かく、一年中温暖で至るところに花が年間通して咲いて 動植物の王国でした。 特異な気候特徴、地形の雲南は「植物の王国」・「動物の王国」の様です。 中国国内は熱帯から寒帯までありますので、中国全土で見られる植物は約 3万種類位以上有ると聞かされました。 中国国内に約3万種類有る植物の内、雲南には1万8千種以上あると言わ れています。 特に日本で知られている漢方薬の原料や香辛料となる植物やキノコも豊富 でした。 当然キノコ料理は沢山あり、松茸料理等は日本では高級料理ですが雲南は 安く料理の種類も豊富です。現地の人は煮込みスープ料理が多い様です。 植物の王国にふさわしい様々な植物・花が沢山見られました。 近年は鑑賞植物の栽培も豊富で、観光誘致にも力を入れている様です。 次回も雲南放浪記です。
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