食品工場の有害生物防除・No21
2011-3-07
今回は二次的害虫でカビ等の臭いに集合する害虫(ヒラタムシ)等の内容です。
カビは害虫がはこびこるの(誘引)を助長します。
特に換気口は常に点検、清掃は永久的な問題です。
換気口は室内の空調機、湿度温度等が排気され、排気された
排気の塵に結露し、有機物がアミノ酸化しアミノ酸化する時の
腐敗臭、カビの臭いに害虫(カドコブホソヒラタムシや
カクムネヒラタムシ)等が集合してきます。
換気フアンが停止すると逆に温度差で吸気に変わりやすいですね
点検と清掃は最低でも2~3週間に1度は必要ですね。
点検清掃の記録もシッカリとしておいて下さい。
1ヶ月前の記録と1年前の記録写真を比較してみてください。
日頃の点検と清掃が如何に大切か、又昆虫の生息調査用トラップ
を換気口の送風出口近くに設置し捕獲調査も合わせて実施し記録
しておき、必ず前年の同じ時期又は数年前の同時期と比較して見
て下さい。
ヒラタムシ等のカビの臭いに誘引され、捕獲数が多い
時は、何故ヒラタムシが多く捕獲、生息する、原因がはっきりと
わかりますよ。
次回はモニタリング(特に昆虫による包材の破損)等についてです。
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ブログ|茨城県水戸市の害虫獣駆除のプロ ダスキンテクノ ターミニックス