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食品工場の有害生物防除・No21


今回は二次的害虫でカビ等の臭いに集合する害虫(ヒラタムシ)等の内容です。 カビは害虫がはこびこるの(誘引)を助長します。 特に換気口は常に点検、清掃は永久的な問題です。 換気口は室内の空調機、湿度温度等が排気され、排気された 排気の塵に結露し、有機物がアミノ酸化しアミノ酸化する時の 腐敗臭、カビの臭いに害虫(カドコブホソヒラタムシや カクムネヒラタムシ)等が集合してきます。 換気フアンが停止すると逆に温度差で吸気に変わりやすいですね 点検と清掃は最低でも2~3週間に1度は必要ですね。 点検清掃の記録もシッカリとしておいて下さい。 1ヶ月前の記録と1年前の記録写真を比較してみてください。 日頃の点検と清掃が如何に大切か、又昆虫の生息調査用トラップ を換気口の送風出口近くに設置し捕獲調査も合わせて実施し記録 しておき、必ず前年の同じ時期又は数年前の同時期と比較して見 て下さい。   ヒラタムシ等のカビの臭いに誘引され、捕獲数が多い 時は、何故ヒラタムシが多く捕獲、生息する、原因がはっきりと わかりますよ。 次回はモニタリング(特に昆虫による包材の破損)等についてです。


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