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食品工場の有害生物防除・No17


穀物に付くノシダラメイガ害虫の生態行動と管理戦略についてです ノシダラメイガは孵化後数時間で幼虫は餌を摂取しはじめ。 シルク状の糸を数時間歩行した後に残し始めます。 このシルク状の糸は、食品の破片同士をシルク状の糸が、 粘着力が少し有るためにくっ付き、食品や飼料工場産業で 使用している機械類(微細な機械やフルイ等)を詰まらせ 故障の原因になることもしばしばですね。 ノシダラメイガは5~7回脱皮を繰り返し成長します。 終齢幼虫は、通常は餌は摂取しなくなり、蛹に成るための 繭を作る為に都合良く繭を作るのふさわしい場所を探します 穀物類の食品の中をのぞくとシルク状の糸にまみれた食品を 見かける事が多く有りますので、注意深く観察して見て下さい 見かけ時は、結構な数で発生している可能性がありますね。 次回は、タバコシバンムシの成虫と幼虫についてです。 ご期待下さい。 今年も年の迫り、すでに近くに兎さんが来ていますね。 何かとせわしい年の瀬ですが、来年も良い新年を迎えられ ますよう、お祈り申し上げます。


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