top of page

食品工場の有害生物防除・No20


食品工場の有害生物防除  食品に集まる他の昆虫類(カツオブシムシ)成虫と幼虫の生態行動と管理戦略。 カツオブシムシの種類も沢山いますが、代表的で多く食品加工工場で 問題になるキマダラカツオブシムシの幼虫について ・キマダラカツオブシムシの幼虫 ・体長0.6㎝位で幼齢により様々な体色(類白色からこげ茶色)に変化 ・幼虫は2種の剛毛を有し、多くのとげをまとった先端が矢尻の形をした  剛毛と、多くの尖った毛に覆われていてネズミの尻尾の形によく似た細  くて長い脚毛を有してます。 ・特に幼虫はとても活動的で餌を探したり、餌の間だを活発に動き回ります。 ・キマダラカツオブシムシの成虫 ・オスはメスを探すために活発的に飛び回ります。  交尾ごメスは産卵場所を探すために飛び回ります、1回の産卵で90個~  100個強の卵を産み付けます。  ・関心なのは日中の飛翔時間です、連続最長飛翔はなんとオスは4.6時間  メスの飛翔時間はオス以上のなんと7.9時間も飛翔例が有るのです。 ・温度耐性はオスで最高35℃最低で12℃の間だが生息に適した温度です、  メスは最高で30℃最低16℃とオスに比べると少し温度差には敏感です。 ・従って、キマダラカツオブシムシの駆除をするときのULV(空間処理)  噴霧を実施施工をする時期は、多くの昆虫が隠れている生息場所を出て  オスはメス求めて飛翔し、又メスは産卵場所を求めて飛翔している時期  即ち暖かい日の早朝か遅くても午前中までですね、気温が生息に適した  温度耐性範囲内でないと、隠れていて空間処理の効果は半減又は激減し  クレームの原因に成りますので?。  *次回は二次的害虫でカビ等の臭いに集合する害虫のブログ内容です。  今日の出来事、昨日は雪交じりの天気で、今日も3月というのに寒さが  一段と厳しく梅の花もせっかく満開に成ろうとしているのに震えてきてます  インフルエンザ?鳥インフルエンザが渡り鳥の移動により心配ですね。  くれぐれも、お互いに手洗いうがい消毒等は徹底して行いましょうね。


bottom of page