top of page

残留農薬とは、食物に残った農薬のこと。No-6


農薬の残留基準は作物の種類ごとに定められている。 これは少量しか摂取しない作物と大量に摂取する作物とでは残留濃度が 同じでも体内に取り込む量が異なることや、調理の仕方によって取り除 かれる割合が異なることなどによる。 残留基準を定めるには動物実験を行って一日摂取許容量を決定するなど 多大な時間とコストがかかるため、あらゆる作物に残留基準を定める ことはできないため、一律基基の0.01ppmを超えた場合は厚生労働大臣 より各保健所に公表され回収命令がでます。 残留農薬は発がん性が非常に高い農薬をポジテブリストにて指定した法律です。 次回も残留農薬の話です


最新記事

すべて表示

食品残留農薬汚染食材の回収制度No14

これは大変な事です。 日本で最多用の除草剤「ラウンドアップ」に発がんリスク/IARC モンサント製 除草剤で販売量がホームセンターや農薬販売業者がダントツでトップの 売上の商品名ラウンドアップは発がん性非常に高いとの報告が世界保健機構 発表されました。 実際にいくつかの国で使用が敬遠されるようになっていた中、世界保健機関 (WHO)が管轄する「国際がん研究機関 (IARC)

食品残留農薬汚染食材の回収制度No13

食品残留農薬汚染食材の回収命令と自主回収の実例について 食品衛生法に違反した又はその疑いのある食品等について、 回収命令又は食品等事業者による自主回収が行われ、 厚生労働省食品安全部及び都道府県等食品衛生(局) が公表を行った事例は数が多く公表して掲載期間は、 原則1ヶ月間となっています。 直近の基準値を超える農薬を検出の残留農薬農産物 は 横浜市保健所食品衛生課がH2

食品残留農薬汚染食材の回収制度No12

食品衛生法で定める農薬の残留基準を超えて回収命令について 昨年の1月に、金沢保健所から春菊から農薬の残留基準を超える 農薬の成分が検出され回収命令が出され集荷団体名が公表されて 食品衛生法第54条に基づき回収命令が出ています。 回収方法はトレーサビリティシステムにより流通経路を特定し 群馬県館林の集荷業者に返品・回収命令と販売所や消費者からの 問い合せや返品の対応に応じてい

bottom of page